ア・カペラです。
今朝は寒いです!昨日も寒かったけど、とくに寒いです。
金属でできている屋外の、らせん状の階段が凍ってました。
毎朝そこを降りるおばちゃんが、朝っぱらから「うがっ!」って
ヘンな声を出して冷や汗かいていました。
ああ騒々しい…。
昨日の昼ごろ、久しぶりに日差しが戻ってきました。
…長持ちしなかったですけどね。
ちょうど、スタッフたちが休憩している頃です。
そのときぼくは…
ぼくはあああああっ…
!!辛かった!!
ピッピくん!
ピッピくん、きみってぼくよりちっちゃいでしょ?
なのにどうしてどうして…。
気が強いったらないんです!
ぼくはこの距離を保ち続けたいんです!
「ア・カペラーっ!ちょっとおいでよーっ」。
あ、おばちゃん。なに?なに?なんか用ですか。
って…
ちょっとぉ…。呼ばれたのは…
ピッピくんじゃな~いっ!!
あ、おばちゃんに何か言ってるぞ?
「あ!おねえさん!おねえさん。
いっつもおいらをかわいがってくれるおねーさん ♪」
おねーさんだって!ゴマすってるよ!
それにちがうよ、ぼくにやさしいんだよっ。
「おねーさん、ここから出してくださいよ。あいつ、ドンくさくって!」
えーっ!もう、なに言ってるんだい?!
ぼくはカッコよくってかしこくて、
この高宮ライディングパークでイチバンの人気者なんだぞ!
ピッピくん、気が強いからさすがのぼくも負けてしまいます。
ぼくの唯一の弱点です…。
ずーっと、この調子!
もうただひたすら追いかけてくるんです!
ぼく、なにも持ってません…。
ちぇっ。ぼくよりちっちゃいくせに…
「え!なに、何か言ってる?!ア・カペラく~ん」
ああ…ぼくは何も言ってません…。
お願いだから、はやくここから出してください!
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